障がい者のためのマッチングアプリ・婚活アプリ7選！出会いはあるの？

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障がい者のマッチングアプリ利用に関するツイート・体験談

Twitter上では、障がい者のマッチングアプリ利用に関する貴重なツイートや体験談も拝見できます。

内容を一覧でご紹介すると、以下の通りです。

ここでは、それぞれのツイートを紹介させていただきながら、筆者の考えも述べさせていただきます。

障がい者も普通にマッチングアプリで他人を顔で値踏みする

セックス好きだしやり過ぎて性病なるしオナニーするしマッチングアプリで他人を顔で値踏みするし食事中に下品な話するし人に殴りかかるし障がい者って天使なんかじゃない。愛は地球を救う感動ポルノをやらずに聴覚障がい者を私たちと同じアホな生活者として描いた『コーダあいのうた』はオススメです！ pic.twitter.com/Z5rnqjWvHp

— なかまグロ＠レロレロ摩擦 (@happy_materials) March 30, 2022

こちらのツイート主様が書かれていることは「200％その通り」といえます。

少々長くなりますが、障がい者の「短所」を指摘する時は言葉を慎重に選ぶ必要がある（と思っている健常者の方々が多い）ため、少し長めに説明させていただきます。

まず、本当に当たり前のことですが、障がい者と健常者の間に違いはありません。

健常者と自分で思っている人たちでも、

など、それらの悩みがない人からしたら「障がい者」に近い状態は誰でも何かしら抱えています。

闇金からお金を借りている人などは、ほとんどの日本人から見たら「金銭的障がい者」でしょう。

（筆者は闇金ではなくクレジットカードの現金化の沼にはまって自己破産寸前になり、600万ほどの借金を親に立て替えてもらった過去があります。このため、金銭感覚については軽く障害があると考えています。また、個人的すぎてここでは書けない致命的欠点も多数あります）

薬物にハマっている人やアルコール中毒・ニコチン中毒の人たちもやはり「障がい者」に近いものですし、大きな不祥事を起こして叩かれた俳優さんなどを見ても「これだけ性格がぶっ飛んでいるのは、いくら芸術家でも危険なのでは？」と感じるケースも多いでしょう。

人間は多かれ少なかれ弱点を抱えており、障がい者と健常者の間は「とてもゆるやかで曖昧なグラデーション」でつながっているものです。

（一応、国の認定を受けられるかという線引きはありますが）

障がい者が聖人でないことがわかりやすい作品は、ツイート主様が書かれている『コーダあいのうた』以外でも、大ヒットした車椅子バスケの漫画『リアル』が挙げられます。

（知っている方が多いでしょうが『スラムダンク』の井上雄彦先生の作品です）

この作品に登場する障がい者は、良くも悪くも「まったく普通の人間」であり、特に勝ち組エリートから障がい者になった主人公の高橋久信は、かなり長い期間、性格の悪さが目立ちます。

【参考】車椅子バスケ漫画「REAL」高橋久信にみる障害受容と生きがいをみつけるには｜夢へのenzin

特別性格の悪い障がい者だけが描かれているわけではなく、善良で真面目な障がい者（垣内など）もいれば、↓

花咲のようなアキバ系の「キモオタ」もおり、↓

悪役レスラーの白鳥のような「ヤクザのように怖い障がい者」もいます。↓

【参考】リアル15・人物相関図＆人物紹介｜ヤングジャンプ公式サイト

本当に当然のことですが「普通に社会にいるいろいろな人が車椅子を使っている」というだけで、健常者との人間的な違いは何もないリアルな人間模様が描かれています。

たとえば『五体不満足』の乙武洋匡さんも、2016年に有名な不倫騒動を起こし、長年乙武さんを支えてきた奥さんから、裁判で提訴されるという事態に陥ってしまいました。

【参考】乙武洋匡さんの元「糟糠の妻」が元夫提訴！不倫騒動での妻の立ち位置とは｜Yahoo！JAPANニュース

この騒動では乙武さんが「5股」をかけていたのですが、乙武さんほどのイケメンで有名人で、卓越した人間的な魅力と人生経験があれば、確かにこのくらいモテることは当然といえるでしょう。

引用元：Amazon.co.jp

ただ、モテるといってもやはり不倫は奥様やお子さん、周囲の人々を傷つける行為であり、当初は一緒に謝罪されていた元奥様が、上の記事のように乙武さんを訴えるほどの事態になってしまいました。

乙武さんがされたことは「良くない」ことは間違いないのですが、この事件は世間に2つの大切な事実を伝えました。

「聖人でない」の部分は、不倫騒動だけなら「まあ、そういうこともあるよね」と感じた男性が多いでしょう。

しかし「糟糠の妻」だった奥さんから裁判を起こされたと聞くと「乙武氏の不倫はそこまで酷かったのか」と驚く人が多いはずです。

実際、報道記事を読むとかなりの「モラハラ夫」な言動が報告されています。

裁判は開始する前に乙武さんが全面的に奥様の条件を呑んで和解されたということで、おそらく訴状に書かれていた内容は事実なのだと推測されます。

（長年乙武さんに寄り添われた奥様が嘘をつくと考える日本人の方は少ないでしょう）

しかし、これは乙武さんの人格を汚すものではなく、むしろ「障がい者は聖人ではない」という、最も大切なメッセージを身をもって伝えた、という点で（元奥様のお気持ちには配慮する必要がありますが）、社会的な意義が大きかったといえます。

そして「障がい者でもモテる人はモテる」という、俗な事実を世間に伝えたことも重要です。

この騒動について「この部分に一番興味を持った」という男性は、率直なところ少なくないでしょう。

このことは、コラムニストの河崎環さんも『プレジデント・ウーマン』の記事で指摘されています。

【参考】弱者とは誰か？――乙武洋匡不倫騒動・3ページ目「男性たちの衝撃は相当大きかった？」

「弱者とは誰か」というタイトルの通り、乙武さんはいつの頃からか「同情される場面」がほとんどなくなり、特に社会的影響力の面で「嫉妬される」ことの方が多くなっています。

乙武さんを叩く時、その人は彼にまったく同情しておらず、ある意味「究極のバリアフリー」といえます。

上に書いた一連の流れも含めて乙武さんの人生は「障がい者も健常者もいない」ということを、人生や体を張って伝えているといえます。

このメッセージに従うと、この記事も「障がい者のマッチングアプリ」と区別する必要はないのでは？と思われるかもしれません。

しかし、乙武さんは障害がなかったら「ただのハイスペイケメン」であり、今ほどの魅力はなかったでしょう。

やはり障害は彼の武器であり、他の障がい者の方にとっても十分に武器になり得るものです。

そう考えると「障がい者というカテゴリ」は、むしろあらゆる場面で「設ける方がバリアフリー」という考え方もあるでしょう。

（もちろん、時間をかけて社会の全員で意見を集めて「これが一番人として正しいのでは？」と合意が取れる形を目指すべきです）

長くなりましたが、このように「障がい者が普通の人間」であることは当然であり、ツイート主様が書かれている通り「マッチングアプリで他人を顔で値踏みすることも普通、ということです。

（中には「特別扱いしてほしい」という障がい者の方もいるかもしれませんが、そうした方は健常者でもいるので、やはりその点で「健常者と変わらない」といえるでしょう）

メンヘラな女性が好きな男性は多い

ﾄｯﾓ(♂)がマッチングアプリで障がい者手帳女子とマッチしたらしく、仲良くなったら色々教えてほしいと言われた

メンヘラ女子好きな男性ってわりといるんだな

— れいな (@Lilly_3228) November 20, 2022

ツイート主様の男性のお友達が、マッチングアプリで障がい者手帳を持っている女性とマッチングされ「その女性と仲良くなったら、（おそらく障害のことを）色々教えてほしい」と言われた、という体験談です。

ツイート主様が指摘されている通り、いわゆるメンヘラな女性が好きな男性は多いものです。

そのわかりやすい例が『新世紀エヴァンゲリオン』のヒロイン・綾波レイの人気です。

引用元：Amazon.co.jp

エヴァンゲリオンを知らない人でも「綾波レイ」の名前やビジュアルは見聞きしたことがあるでしょう。

綾波レイは『タッチ』の浅倉南、『うる星やつら』のラム、『銀河鉄道999』のメーテルなどと並んで、日本の漫画史・アニメ史を代表するヒロインの一人です。

（特に海外での人気では、上の3名を圧倒的に凌駕しているでしょう）

この人気の理由は、綾波が美少女だからということももちろんありますが、美少女というだけなら他のヒロインがいくらでもいます。

やはり、綾波が人間の感情を失っている「メンヘラ」という点が、男性の心に深く刺さったといえるでしょう。

（エヴァンゲリオンの代表的な名場面。この後のシンジのセリフが、有名な「笑えばいいと思うよ』）↓

引用元：booklista

また綾波は初期は眼帯をつけており、これがトレードマークでもありました。↓

引用元：プリ画像 by GMO

全体的に「病んでいる」「傷ついている」というタイプのヒロインですが、その儚げで危うげな魅力が、男性ファンを虜にしました。

この心理は、性別を逆にすれば理解できる女性が多いのではないでしょうか。

たとえば、やはり歴代の少女漫画のヒーローの中で最も人気のある一人である『花より男子』の道明寺司が好例です。

引用元：神尾葉子先生・公式サイト（公式サイトがあったんですね！）

道明寺は財力・腕力・ルックスが揃っているため「弱者」には見えませんが、精神的には限りなくメンヘラに近く、一歩間違うと「よくいるDV男」と共通する部分があります。

一番根底の部分が優しいという点では明らかに違いますが、ギリギリの線までDV男たちに似ていることは確かです。

やはり綾波レイの時と同じく「美男子」であり、特殊な力を持っている（綾波の場合はエヴァを操縦できる）という魅力があってこその人気ということは間違いありません。

しかし、メンヘラな部分を取り除いたら、綾波も道明寺も「ただの完璧で退屈なヒロイン＆ヒーロー」になってしまいます。

メンヘラという「だけ」で好かれることはやや難しいかもしれません。

しかし「何かしらのプラス要素」が追加されると「メンヘラであることが強烈な魅力になる」といえます。

たとえば香水の開発では「良い匂い」を調合するだけでなく「いかに悪臭を混ぜるか」が鍵になっています。

有名なのが「おならの成分であるインドール・スカトールなどが含まれている」という事実です。

【参考】香水にはオナラの成分が含まれているって本当？｜レタスクラブ

この2つの成分は基本的なもので、高級な香水や新開発された商品になると「全く別の悪臭成分」を含んでいることでしょう。

匂いにしても人間の性格にしても、毒になるものは薬にもなるものです。

「メンヘラである」ということは当然大変なことも多いのですが、恋愛では逆にそれが魅力になることも多いと理解していただくと、自分を求めている異性と出会いやすくなるでしょう。

自己紹介文に「障がい者」と書くべきか迷う

皆さんに質問です。僕は今後、マッチングアプリをやってみようと思っています。
その時の自己紹介文に障がい者を入れるべきなのか？それともマッチング後に障がいを告白すべきなのか？会ってから告白すべきなのか？迷います。
仕事は障がい者雇用で働きますからいつかは告白しなくてはいけません。

— ごま (@gomagoma0409) September 18, 2022

プロフィールの自己紹介文に「障がい者」という内容を入れるべきかどうか迷っているという男性ユーザー様によるツイートです。

確かに「最初から入れるべきか」「マッチング後に話すか」「会ってから話すか」と、選択肢で迷う方々は多いでしょう。

お仕事は障がい者雇用で働かれるということで、正式にお付き合いをすることになったら、書かれている通り告白が必要なことは間違いありません。

フォロワーの方々のリプライを見ると、やはり「最初は書かない方が良い」という意見が多く見られました。

理由は「内面を見てもらうチャンスもなく、障がいという単語だけで足切りされてしまう可能性がある」というものです。

この点は健常者の男性も同じで「足切りを避けるために身長や年収をわずかに多めにする」ということはしばしば見られます。

リアルのビジネスでも、女性の若さが必要になる商売では、女性の年齢を最低でも3歳ほど若く申告することが常識となっており、男性客はそれを「織り込み済み」で年齢の数値を見る、という現実もあります。

（たとえば18歳と書かれていたら、実際は21歳であるなどです）

こうした「足切りを避ける」努力は昔からあらゆる場所で見られたものであり「最初は障がいのことを書かない」という多くの方々のリプライは、正しいといえます。

もちろん「障がいも個性なのだから書いた方が良い」という考えも正しいでしょう。

足切りを受ける確率は上がりますが、逆に「本当に出会うべき誠実な人」とのみ、マッチングしやすくなるかもしれません。

最終的には「それぞれ試してみて感触で判断する」というのも一つの選択肢といえます。

あるいは、恋草などの「障がいや生きづらさに理解のある方々が集まるマッチングアプリ」を試していただくという選択肢もありといえます。

障がいは、誰もが交通事故や脳卒中などで、ある日突然負うことがあるものです。

もちろん、精神疾患も「障がい」までいかなくとも「鬱で通院」程度なら、現代人であればかなり多くの人が経験するでしょう。

（つまり、健常者の方々にとっても他人事ではありません）

最終的に健常者の間でも、恋愛はどこまで行っても差別の連続なので、難しいところです。

引用元：Wikipedia「マザー・テレサ」

以前マザー・テレサの語録を読んだ際、以下のような言葉がありました。

恋愛は良いものです。しかし、私たちがそれをしようとは思いません。

マザーの名言の中ではマイナーであることと、言い回しが違う可能性があるため、検索してもヒットしませんでしたが、こうした発言があったことはほぼ間違いないと記憶しています。

また、実際にマザーも一緒に活動したシスターたちも生涯恋愛や結婚をしなかったため、行動として「上の言葉の通り」といえるでしょう。

仏教でもキリスト教でもイスラム教でも、多くの著名な偉人が恋愛や結婚をしなかったのは「生物の本能として、どうしても人間を差別しなければいけなくなる」からかもしれません。

結局答えは出ないのですが「こんな人生」と思っている瞬間でも、人間はナイフが飛んできたら反射的に避けるので、やはり「どんな人生でも生きていたい」のでしょう。

障がい者の方々でも健常者の方々でも、人生は差別され、自分も差別することの連続です。

しかし、その中でも「人間たちがあれこれ考えているノイズよりは、今自分の体の中で動いている心臓や、流れている血液の方が、何億倍も価値がある」と考えたいものです。

同じ症状を持つ方を探す場合は普通のアプリの方が向いている可能性も

https://twitter.com/falllover1214/status/1595026342923632640

マッチングアプリを本格的に始められて3ヶ月経過されたという男性ユーザー様による体験談です。

この時点での感想は「なかなか厳しい」ということです。

厳しい理由として「障がい者専用のアプリは登録者が少ない」「登録している方はメンタル系の方々がほとんど」ということを挙げられています。

ユーザー様は「網膜色素変性症」という指定難病を抱えられている男性で、同じ症状の方々と交流する目的でTwitterを利用されているということです。

障がい者専用のマッチングアプリに登録されたというのも、おそらく同じ理由でしょう。

そのため「網膜色素変性症」や、同じように眼の症状を抱えられている方々を探していると思われ、それで「メンタル系の方々が多いと目的と合わなかった」ということでしょう。

（つまり、当然ながらメンタル系の障がいや症状が悪いわけではないといえます）

現在は普通のマッチングアプリを利用されており、プロフィールに障がいのことも書かれているということです。

プロフィールに障がいのことを書くかどうかは、別の段落でも紹介した通り、ユーザーの方々の間でも両方の意見があります。

しかし、上のユーザー様のように「同じ症状・障がいを抱えている方々と出会いたい」という場合は、プロフィールに書くべきといえるでしょう。

たとえば網膜色素変性症の場合、かかる方の割合は4,000人〜8,000人に1人ということです。

この割合だと、障がい者専用のマッチングアプリでは見つからなくとも、大手のマッチングアプリであれば、単純に数字だけ見れば見つかりやすいといえます。

大体ペアーズやタップルのアクティブな会員数は300万〜400万人程度であるため、異性しか探せないとしても、150万〜200万人のお相手がいれば、見つかる可能性は十分にあるでしょう。

もともと恋活・婚活専用だったペアーズなども、今は「友達探し」に使えることが、テレビなどでも公式に紹介されるようになっています。

今後マッチングアプリが市民権を得るにつれ「恋愛や結婚に強いSNS」のような立ち位置にシフトしていく可能性もあるでしょう。

こうした「共通点のある異性を探せるアプリ」については「友達作りにおすすめのマッチングアプリ」の記事を参考にしていただけたらと思います。

障がい者でも女性はマッチングアプリで簡単に彼氏ができる

女性は障がいがあってもマッチングアプリで比較的簡単に彼氏ができるという口コミです。

実際にその通りで、女性は40代前半あたりまで、マッチングアプリでは非常にモテます。

ドラマ化した人気漫画『38歳バツイチ独身女がマッチングアプリをやってみた結果日記』も、タイトル通り38歳の女性がアプリで若い男性からモテモテになるという内容です。

（実話がベースになっています）

画像引用元：Paravi（テレビ東京）

障がいがある場合は、ドラマの女性よりはやや不利になるものの、それでもマッチングアプリでは「彼氏ができるレベル」には十分モテます。

こうしたアプリでの彼氏のできやすさについては「マッチングアプリで彼氏ができた体験談」の記事を参考にしていただけたらと思います。

【まとめ】障がい者の出会いにおすすめのマッチングアプリ・婚活アプリを紹介

いかがだったでしょうか？

障がい者向けのマッチングアプリは今回紹介した3つの中から選ぶようにしましょう。

ただ、最後の恋草はまだ会員数がかなり少なく、出会いはあまり期待できないのが現状です。

なので最初に紹介した以下の3つのマッチングアプリを使うことをおすすめします！

出会いを探している方はこの2つのアプリに今すぐ登録してみましょう！

障がい者の出会いについては以下の記事でも紹介しているので気になる方は参考にしてみてくださいね。

障がい者におすすめの出会いの場4選！気兼ねなく出会いを楽しむ方法を徹底紹介