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山陰中央新報:島根県の婚活マッチングシステム『しまコ』がスマホ対応
出典:自宅でも婚活、島根県が支援 マッチングシステム「しまコ」がスマホ対応に
島根県は、県独自で婚活マッチングシステムを提供している。
名称は『しまコ』という。
この『しまコ』がスマホでの閲覧に対応した。
「アプリ」までは行かないものの、スマホでの閲覧・使用が快適にできるようになった。
この施策は、民間のマッチングアプリの隆盛を見てのもの。
一言でいえば、マッチングアプリの隆盛は都道府県が運営する婚活システムにも影響を及ぼしている。
従来はどうだったのか
従来は専用端末でないと見られないというものだった。
専用端末は、しまね縁結びサポートセンター(松江市殿町)の窓口などにある。
このように閲覧できる端末だけでなく「そもそも場所が限定されている」ということで、利便性に改善の余地があった。
今回、その利便性が大幅に改善された。
(対応は2022年4月から)
しまコは何ができるのか
しまコ(スマホ版)では、お相手の以下の情報が見られる。
- 年齢
- 性別
- 身長
つまり、民間の婚活アプリのように顔やコミュニティ、プロフィールなどは初期状態では閲覧できない。
しかし、気になる相手に情報開示の申し込みをし、相手の承諾を得られれば、以下の情報を閲覧できる。
- 顔写真
- 居住地
- 仕事の詳細情報
簡単にいうと民間のアプリの「シークレットモード」が、全員の初期設定になっている。
不便な部分もあるが「ほぼ確実に身バレしない」というメリットはある。
(年齢・性別・身長だけでは特定のしようがないため)
島根県の婚活男女の過半数がネット婚活を利用
島根県は、2021年8月に独自の調査を行った。
- 独身の20代~40代の県内在住者が対象
- 「現在婚活をしている」と答えたのは46人
- そのうち過半数(52%)に当たる24人が、
- マッチングアプリなどの「ネット婚活サービスを利用している」と答えた
という調査内容と結果である。

秋田魁新報:マッチングアプリの全世界の支出が、2019年から55%増
出典:モバイルは史上最高である
米国メディア『App Annie』による配信記事の翻訳を紹介している。
タイトルどおり昨年(2021年)のモバイル市場が過去最高の水準に達した、という内容である。
マッチングアプリに関する記述を引用すると、下の通りである。
*マッチングアプリへの消費者支出が全世界で急増し、42億ドルを超えた(2019年から55%増)
- アメリカだけでなく全世界でマッチングアプリが伸びている
- 2019年と比較して、55%増(1.5倍になった)
- 全世界での支出総額(売上)は42億ドル
- 日本円で約4,844億円
つまり、世界のマッチングアプリ市場は約4,850億円となる。
