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マッチングアプリ・ペアーズ(Pairs)の事件-2.4万窃盗未遂(2021年足立区)

容疑者の画像出典:FNNプライムオンライン

国内のマッチングアプリで最も人気が高く、会員数が多いペアーズ(Pairs)

セキュリティも最高レベルで、最も安全性が高いアプリといえるが「2万4000円窃盗未遂事件」が、2021年8月に東京の足立区で起きている。

この記事では、この事件の手口などを紹介する。

手口を知っていれば非常に防ぎやすい事件であったため、特に女性はぜひ参考にしていただきたい。

また、ペアーズの安全性が最高レベルといえる理由は、下のページでまとめている。

ペアーズは安全?本人確認・年齢確認・免許証・ライン交換などの安全性を解説!

この事件以外で起きたマッチングアプリの事件は、下のページで全てまとめているため、安全なアプリ利用のため、こちらもぜひ参考にしていただけたらと思う。
【2/24更新】マッチングアプリ事件381例-出会系サイト殺人等犯罪被害ニュース一覧

2万4000円窃盗未遂事件(2021年8月)

事件現場のコンビニ写真:事件現場となった東京都足立区のコンビニ駐車場(出典:FNNプライムオンライン

2021年8月17日、フジテレビ社会部が報道。

東京都足立区で、女性が現金2万4,000円を窃盗されかけたが、未遂に終わった事件。

(直後に犯人が逮捕されたことと、金額から考えて返ってくるはずであるため、未遂と表現できる)

被害者の女性と加害者の男性は、ペアーズで出会ったという。

事件の基礎データ

加害者 三国翔太(みくに・しょうた)容疑者(23歳)
被害者 女性(22歳)
発生現場 東京都・足立区のコンビニ駐車場
被害内容 現金2万4,000円の窃盗(未遂)
手口 女性だけを先にコンビニに入店させ、女性が車に置いていったバッグから財布を抜き取る

容疑者男性について

三国容疑者の職業は土木作業員。

しかし、職業欄には「会社員」と虚偽の登録をしていたという。

顔写真は本人のものだった。

アプリには「偽名で登録していた」とされるが、この点は偽名(ニックネーム)で登録するのが普通なので、特に問題はないだろう。

動機については「お金欲しさにやった。金は生活費にあてていた」と供述しているという。

容疑は認めている。

やや離れた場所から女性を自宅に呼び寄せたことについて、警視庁西新井署は、土地勘のない女性を狙っていた可能性もあるとみて調べている。

編集部のコメント

土木作業員も含め、どんな仕事でもそれぞれの価値があるのは当然だが、マッチングアプリでは「モテる職業・モテない職業」が、どうしても分かれる。

そのため、三国容疑者が職業を「会社員」とした気持ちはわかる。

勤務先が法人で、正社員であれば「会社員」で良いだろう。

ただ、報道で「虚偽」と書かれているということは、正社員ではなくいわゆる日雇い労働のような形で働いていたとも考えられる。

以前も別事件で同様の手口で逮捕されていた

三国容疑者は、この事件以前にも別の事件で逮捕・起訴されている。

(つまり、この事件が再逮捕となる)

別の事件も同様の手口である。

(女性をコンビニに行かせた隙に現金をリュックから抜き取るというもの)

別の事件で利用したアプリについては、フジテレビ社会部の報道では「アプリで知り合った別の女性と」とのみ書かれており、ペアーズかどうかはわからない。

「逮捕された後、もう一度やった」なら、以前とは違うアプリを使っただろう。

しかし、おそらく前の事件後すぐには逮捕されず、そのまま同じアプリを使っていた(そして、2連続で逮捕された)と見られる。

そう考えると、前の事件でもペアーズを利用していた可能性はある程度高い。

犯行の手口(被害を防ぐために)

まず、三国容疑者は女性と自宅(容疑者の自宅)で過ごした。

ペアーズで知り合い、LINEでやり取りをした後、都内で待ち合わせたという。

そして、そのまま足立区の容疑者の自宅で「おうちデート」をした。

女性が変える際、三国容疑者は以下のように話を向けた。

  • 自宅まで送る
  • コンビニで傘を買ってあげる

そして、コンビニの駐車場に車を停め、2人で入店しようとした直前、「マスクをしてないから自分はダメだ」といって、車に1人で戻ったという。

被害女性はそのまま店内で40分ほど待っていた。

その間に、三国容疑者は女性のショルダーバッグの財布から、現金のみを抜き取る。

バッグを路上に投げ捨て、車で闘争したという。

女性はその後、被害を訴えようと近くの交番に向かった。

雨の中(おそらく傘なしで)歩く女性を警察官が発見し、声をかけたことで事件が発覚したという。

編集部コメント

23区内であれば、交番までの距離は他県ほど遠くない。

(もちろん、雨の中傘なしで、事件による精神的ダメージを受けた後で向かうことは、とても大変だったと推察する)

ただ、距離としては比較的近く、そこに向かう途中で、警察官が女性に声をかけている。

ということは、女性がコンビニを出てから、比較的短時間で事件が発覚したとみられる。

女性がコンビニを出たのは40分後であるため、大体1時間以内には、警察が事件を把握したと見ていいだろう。

そして、以下の条件を考えると、菊地容疑者を警察が特定することは容易かったと考えられる。

  • 自宅に女性を招いている
  • 自宅と現場は、どちらも足立区である
  • 車は自分のものである
  • コンビニの駐車場のため、車も防犯カメラに映っている
  • ペアーズには本人の写真で登録していた
  • おそらく、身分証も本物を、ペアーズに提出していた
  • 犯行から1時間程度で、付近の警察が把握した

以上の条件を考えると「逮捕までに時間はかからなかった」と見ていいだろう。

そして、2万4,000円という金額を考えると、菊地容疑者も弁済できるはずであり、窃盗は「未遂」に終わったと言って良いと考える。

【参考】“>「マスクしていないから…」女性“置き去り”男 財布から現金抜き取りドロン マッチングアプリ悪用も|FNNプライムオンライン

この事件の教訓(被害を防ぐために)

この事件は、女性がコンビニにバッグを持っていけば防げた。

もちろん、女性がそうしないように、容疑者がうまく仕向けただろう。

しかし、コンビニに入る以上「財布を持っていこうとする」のは普通である。

「俺がおごるから」というかもしれないが、それでも「財布やバッグを持っていかせない」というのは怪しい。

普通におごるだけの男性であれば、バッグや財布を持っていくことを制止することはあり得ない。

そのため、制止しようとした時点で「言うとおりにしないと悪いかな」と考える必要はない。

財布だけならポケットなどに入れているだろうし、バッグなら「財布以外のアイテム」もあるだろう。

「ついでにトイレに行きたい」といえば、バッグを持って行くのは自然であり、止めようとするのは非常に不自然である。

ここまで来ると、加害者側も犯行を諦めるだろう。

いきなり男性の自宅に行くのは危険

おうちデートも含めて「すぐに出会える」「デートできる」というのが、マッチングアプリの魅力である。

ただ、やはり初対面(あるいはほぼ初対面)で、男性の自宅にいきなり入るのは危険である。

殺されることはほぼないが、性犯罪は多数起きている。

マッチングアプリで起きた性犯罪については、下の記事で詳しくまとめている。

マッチングアプリ・出会系サイト 性犯罪事件36例|性的暴行・強制猥褻・児童買春など

「殺されることはほぼない」といえる理由

「殺されることがほぼない」といえる理由は、実際の殺人事件の内容をみるとわかる。

マッチングアプリで起きた14件の殺人事件のうち、相手や自分の自宅で殺された事件は、日本では存在しない。

(海外なら存在する)

自宅で殺害されてしまったケースは、被害者の方々が「虐待を受けていた」ケースである。

事件は3件あり、1件は半年以上同居しながらの虐待、2件は3歳の小さな子供が被害者である。

どちらも痛ましい事件だが、出会って相手の自宅に向かって、そこで殺されるという内容ではない。

このような理由から、少なくとも実際の事件を見る限り「相手の自宅で殺される」確率は非常に低いといえる。

しかし、性犯罪のリスクはそれなりにある。

このため「性犯罪の被害に遭わないため」に、男性の自宅に招かれることには、慎重に対処していただきたい。

マッチングアプリで起きた殺人事件については、下の記事で詳しくまとめている。

マッチングアプリの殺人事件・日本&海外の14例―出会系サイトの事例含む

その中で「自宅で起きた殺人」については、事件全般をまとめたページの「自宅で起きたマッチングアプリの殺人事件」の段落を参照されたい。

ペアーズは非常に安全なアプリ

人気マッチングアプリ「ペアーズ(Pairs)」の公式サイトキャプチャ

このような事件は起きたものの、ペアーズは非常に安全なアプリである。

そういえる理由は、以下のとおりである。

  • 国内で圧倒的最多の会員数を誇っている
  • それでも、事件の報道がこの1件以外にない
  • (被害者女性は大変お気の毒だったが)それでも被害金額は小さい
  • また、事実上未遂に終わったとみていい

もちろん、被害に遭ったこと自体が女性にとっては大きなショックであり「金額が小さいからいい」「未遂に終わったからいい」ということはない。

しかし、ティンダーで起きた大阪民泊殺人事件などに比べれば、事件の危険度は非常に低いといえる。

(このティンダーの事件については、下の記事でまとめている)

マッチングアプリ・Tinderの事件|大阪民泊外国人・兵庫県女性殺害事件

ペアーズの会員数は累計で1,500万人、現時点で推定417万人いる(2022年2月5日時点)。

現在会員数については、編集部が47都道府県の18歳~65歳、1歳刻みで調査した結果を、下のページでまとめている。

これを見れば「ペアーズの会員数がいかに多いか」を理解していただけるだろう。

ペアーズの会員数・職業・年収・年齢層を徹底紹介!職種一覧や選択・変更・検索方法も!

これだけ多くの会員がいて事件がほとんど起きていないということを見ても「ペアーズは安全なマッチングアプリ」といえる。

関連記事

今回のようなマッチングアプリで起きた窃盗事件などは、下のページでまとめている。

マッチングアプリの事件|窃盗・強盗・ぼったくり・不正勧誘・悪徳商法等24例

また、一番多く発生している「詐欺」の事件は、下のページを参照されたい。
マッチングアプリの詐欺事件46例 |手口・特徴・外国人の国際ロマンス詐欺等

ペアーズ自体の評判や特徴については、下の記事で詳しくまとめている。
ペアーズ(Pairs)の口コミ・評判からわかる真実!本当に出会えるのか検証してみた!

\国内会員数最多の2,000万人超え/

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